馬匹と会員様の成長を間近で感じられる喜び
乗馬クラブ クレイン千葉 富里 指導部 
- 2018年入社 -
大濱 拓海

人にも馬にも謙虚さを忘れない

指導員は乗馬を指導するだけでなく、お客様によりよい乗馬ライフを提案する案内役です。
また、馬匹のコンディションの調整や調教、競技会へ自身が出場すること、会員様の競技出場に関するフォローも必要です。
この仕事をする上で大事にしていることは「謙虚であること」です。
レッスン中も言葉の1つ1つに気を遣い、お客様が気持ちよくレッスンを終えられるように配慮しています。
また、騎乗技術の面で壁にぶつかることがあっても、馬が悪いと思わず、私自身が練習して馬が応えてくれるように上手くなろうと考えるようにしています。
私にとってこの仕事でのやりがいは、馬と共に仕事ができることと、私のレッスンを通して上達していただくことでお客様から喜びの声が聴けることです。
そのために、馬に対しても、お客様に対しても謙虚さを忘れず接していきたいと思います。

馬・人、それぞれの成長を感じる喜び

特に嬉しかった出来事は、私がレッスンを担当させていただいていたジュニア会員様が、私が調教した馬に乗って、初めての競技に参加したことです。
初日は完走できずその子も悔しさからか泣いてしまいました。 しかし、2日目で見事完走。馬匹と会員様の成長を間近で見ることができ、この仕事をしていいてよかったと感じました。
現在もその馬匹を私が担当し、会員様がさらにクラスを上げて競技に出場できるよう調整しております。 今後も成長が楽しみです。

競技と仕事の両面で活躍したい

私は、指導員として仕事をする中で、自分の騎乗技術の向上は必要不可欠だと痛感し、日々練習をしています。
目標は、障害馬術の全日本大会出場です。
私よりも上手な選手に負けないよう自分の技術を磨いて、馬や会員様に還元できるよう頑張ります。
また、仕事としてもサブチーフになることを目標としています。 役職につくことで責任は増えていきますが、自分自身が皆さんに頼って助けてもらってきた分以上に助けられる人間になりたいと思います。

SCHEDULEある日のスケジュール

※1 ラチ組とは
馬場(練習場)を『ラチ』を使ってサークルや四角く区切ります。 参加人数やレッスン内容に応じたラチ組が必要です。 1日が終わると整地のためにラチをすべて撤去します。

※2 競技馬調教
クレインには引退競走馬から通常レッスン参加を目指して調教する新馬調教制度と、競技出場を目指す競技馬調教制度があります。 どちらも、会員様とチームを組んで半年間行い、騎乗だけでなく、洗い場での人とのコミュニケーションの取り方なども調教しています。